まぶたがピクピク痙攣することってありませんか?
若かりし頃、ワープロ(知ってますか!?)で論文を作成する日々が続いた時のこと。
急にまぶたがピクピクして止まらず、びっくりしたことがあります。
自分では止められないし、なんとも不快な症状です。
テキスト三行しか表示されないワープロ(!)を見続けたことが痙攣の原因だとしたら、
パソコンやスマホが普及した今はもっと悩んでいる人が多いはず。
今でもまぶたが痙攣することはあるので、その原因を調べてみました。
まぶたが痙攣する原因は?
まぶたの痙攣の原因は、はっきりとはわかっていないそうです。
それではどうしようもない、放っておくしかないの?というと、そうではありません。
なぜなら、放置しても治るものと治療が必要なものがあるからです。
治療が必要なものの場合は、放置すると重症化します。
まぶたの痙攣の代表的な症状を紹介しますね。
眼瞼ミオキミア
まぶたの痙攣の症状として一番多くみられるのが眼瞼ミオキミアです。
目の周りの眼輪筋が収縮し、上まぶたや下まぶたがピクピクと動きます。
通常片目だけにこの症状が起きます。
眼瞼ミオキミアの原因の大半は眼精疲労です。
仕事で一日中パソコンに向かっていたり、スマホを見ていることも多いですよね。
このようなことが目に負担をかけて眼精疲労になってしまいます。
目が疲れているなぁ、と感じたらなるべく目を休めるようにして、
目の周りや肩、首などをマッサージして疲れを取るようにしましょう。
私の場合もこの眼瞼ミオキミアだったようで、目を休めるようにしたら治りました。
眼瞼痙攣
眼瞼痙攣は、まぶたの痙攣だけでなく、「まぶしい」「目を開けているのがつらい」「目を閉じてしまう」「目が乾く」などの症状があります。
眼瞼ミオキミアが片目だけに症状が現れることが多いのに対し、眼瞼痙攣は両目に起きます。
目の開閉スイッチの異常、と捉えられているようで、眼瞼ミオキミアと違い治療が必要です。
40~50歳以上の人に多く、特に
女性は男性の2.5倍かかりやすいとのこと。
初期症状としてドライアイと診断されたり、
またうつ症状、不安感などの精神症状を併せ持つ人も多く、うつ病と診断されることも多いそうです。
目を自然に閉じてしまうことがあるので、人とぶつかることがあったり、車の運転を諦める人もいるようです。
放っておくと日常生活に支障をきたしますので、放置せずに病院での治療が必要です。
片側顔面痙攣
40歳以上の女性に多い症状で、男性1に対し女性2の割合です。
まぶたの痙攣だけだったのが、進行すると頬や口角など痙攣の範囲が広がってきます。
痙攣の時間も長くなっていき、寝ている間も症状が起こります。
病名の通り顔の片側だけに現れることがほとんどで、両側に出ることは稀です。
この痙攣は話す、笑う、食べる、など口や目を動かしている時に起きることが多く、
緊張すると症状が生じる人もいます。
耳鳴りを伴うことがありますが、痛みが出ることはありません。
片側顔面痙攣の場合は、軽症の場合は経過観察となり、様子を見て治療をするか判断します。
軽症かどうかの自己判断はせず、まずは病院に行きましょう。
まとめ
まぶたが痙攣する原因のおさらいです。
原因としては以下の可能性があります。
- 眼瞼ミオキミア
- 眼瞼痙攣
- 片側顔面痙攣
眼瞼ミオキミア以外の場合は単なる眼精疲労ではなく、
病院での治療が必要になります。
まぶたの痙攣って本当に不快です!
症状が続く場合は、病院に行って診察していただきましょう。