近年では日本人の魚離れが進んでいるとのこと。わかる気がします!
私は魚が好きですが、子供に魚を食べさせるのって大変なんですよね~。
骨があるとイヤがるし、苦労して取っても残っている骨があると、
次から「骨があるからやだ!」なんて言われたり。
でも、肉食では得られない、魚の健康への効果があるんです!
もっと魚を食べるべき4つの理由を紹介します。
魚の健康への効果
生活習慣病の予防
魚に含まれるDHAやEPAなどのω3脂肪酸には、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させ、血液をサラサラにする効果があります。
その抗血栓作用により、心筋梗塞、脳卒中などの危険性を低下させ、動脈硬化を予防します。
また、インスリンの分泌異常の改善にも効果があり、糖尿病やメタボリックシンドロームの改善につながります。
アンチエイジング
ω3脂肪酸には血行促進効果があり、細胞が活性化されることによって肌にハリを与えみずみずしさが保たれます。
また、髪の根の部分に栄養を与えてくれるため、丈夫で抜けにくい髪が生えるのを助けてくれます。
減量効果
魚には良質なタンパク質が含まれています。
豆腐や肉でもタンパク質を摂取することはできますが、魚にはDHA、EPA、ビタミン、鉄、タウリン、カルシウムなどの栄養素がバランスよく含まれているのです。
バランスよく栄養素が摂取できて、ダイエットに必須のタンパク質も入っているので、ダイエットに効果的ですね。
また、魚に含まれるヒスチジンという成分は脳で酸素と交わるとヒスタミンという成分に変わりますが、このヒスタミンは満腹になると現れる成分です。
少ない食事でも体が満腹だという認識を持つためダイエットにつながります。
魚の油には、脂肪を分解し熱を生産する褐色脂肪細胞やベージュ細胞の発生を促進するはたらきがあります。
ですので、体脂肪の燃焼を促し、減量につながります。
記憶力・学力アップ
スーパーの鮮魚コーナーで「魚を食べると頭がよくなる~♪」という歌が流れているのを聞いたことがありませんか?
私が住む地域だけでしょうか(笑)。
魚に含まれるDHA、EPAなどのω3脂肪酸は学習能力や情報伝達能力等の脳機能の改善効果があるのです。
DHAは脳の神経伝達物質の量を増やし、情報伝達能力を向上させます。
このような効果から、脳が健康になり、認知症予防になると考えられています。
効果的な魚の取りいれ方
一日一食、魚を食べた方が良いそうです。
特に青魚のイワシ、さわら、ブリ、サバ、サンマはDHAやEPAが豊富に含まれています。
毎日は大変!という方は缶詰でも大丈夫です。ただし塩分が高いので、水煮缶を利用するとよいと思います。
また、調理法は揚げ物より焼き魚のほうがおすすめです。
というのも、魚の脂肪酸は高熱で調理すると壊れてしまうのです。
フライパンやグリルで調理すればω3脂肪酸を多く摂取できます。
まとめ
魚は健康にも美容にも効果があって、栄養バランスもいいなんて本当に万能ですね!
どんどん食卓に出していきたいなぁ、と思いました。
魚の健康への効果のおさらいです。
- 生活習慣病の予防
- アンチエイジング
- 減量効果
- 記憶力・学力アップ
おいしく調理して、健康・美容にぜひ役立てましょう!