多くの女性の方が悩んでいる冷え性。
私も冷え性には長年悩まされてきました。
冬は特に手足が冷たくてなかなか寝付けなくて辛いですし、
夏でもエアコンですぐに冷えてしまいます。
では、冷え性で悩んでいる場合にはどうしたらよいのでしょうか?
今回は私が実際に実践した冷え性の原因と対策をご紹介します。
冷え性になる原因とは?
自律神経の乱れ
暑い夏は、涼しくする為にエアコンをつける人がほとんどだと思います。
エアコンによって室内と室外の温度差が大きくなると、
体温を調節する自律神経に負担がかかってしまいます。
自律神経が乱れると冷えの原因となります。
筋肉量が少ない
体温の4割は筋肉が動くことで発生しています。
女性は男性に比べて筋肉が少ないため、
筋肉運動による発熱や血流量が少ないことも、女性に冷え症が多い原因の一つと考えられています。
また、女性だけではなく、運動不足の人も筋肉量が少ないため、冷えやすくなります。
冷たい飲み物・食事ばかり摂っている
特に暑い季節などは、アイスや冷やし中華など、冷たい食べ物ばかり食べてしまいがち。
体温より冷たいものばかり食べたり飲んだりしていると、冷えの原因となるので気をつけて下さい。
薄着や衣類のしめつけ
寒い場所でスカートなどの薄着でいると、体を冷やしてしまいます。
また、下着やスキニージーンズなどのタイトな衣類での締め付けも、
血流を悪くし、冷えの原因となってしまいます。
ストレス
過度のストレスをため込むと、血管が収縮して血流が悪くなります。
また緊張状態が続くと交感神経が長時間働き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
それにより、体温調節機能がうまく働かなくなってしまうのです。
冷え性対策5選
運動をする
冷え性改善に一番効果的な対策は、
運動をすることです。
体を動かすと、筋肉を使うため、血行が良くなります。
筋肉を増やして発熱量を増やすことで冷え性が改善されます。
とはいえ、「なかなか運動する時間がない」「ジムに通うのはお金もかかるし・・・」
という方も多いですよね。
まずは一駅分歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、
少し多めに歩く工夫をすることから始めてみてください。
毎日お風呂につかる
シャワーだけでなく、毎日お風呂につかるようにしましょう。
ぬるめのお湯にゆっくりとつかるだけで、血行が良くなり、新陳代謝が上がります。
また、入浴剤を使うとさらに効果的です。
体が芯まで温まるだけではなく、
心地よい香りでリラックスすることにより自律神経の働きが良くなります。
長時間同じ姿勢にならないようにする
長時間同じ姿勢でいると、血流が悪くなって冷えの原因となります。
デスクの下で足首などを回す、トイレに行くときにストレッチするなど、
生活に取り入れやすい形で少しでも動くようにしましょう。
体を温める飲み物・食べ物をとる
仕事や家事の合間に飲む飲み物、何を飲んでいますか?
食べ物・飲み物にも体を冷やすものと温めるものがあります。
基本的に、寒い地域で採れる食材・冬が旬の食材は体を温め、
暖かい地域で採れる食材・夏が旬の食材は体を冷やします。
また、糖分と水分の多い食材は体を冷やし、
塩分が多く水分の少ない食材は体を温めると言われています。
できるだけ体を温める食べ物・飲み物を選ぶようにしましょう。
体を温める食べ物
しょうが、とうがらし、玄米、豆類、根菜類、味噌、ねぎ、玉ねぎなど。
体を温める飲み物
紅茶・ほうじ茶・ウーロン茶など発酵茶葉、ごぼう茶など根菜のお茶、ココアなど。
一方、暖かい地域で栽培されているバナナやパイナップルのジュースや、
夏に旬を迎えるきゅうりやトマト、生野菜のスムージー、コーヒーや緑茶は体を冷やします。
こういった体を冷やす食べ物は、温野菜にしたり、あたたかいスープにするのがおすすめです。
お腹を暖める
冷え性の場合、どうしても冷たくなっている手足を温めてしまいがちですが、
実はそれよりも
お腹を温める方が効果的なんです。
お腹を温めることで血液が温まり、冷えの改善に効果的です。
お腹にカイロを貼ったり、ぬるめのお湯につかったりして温めて下さい。
まとめ
冷え性の改善には、とにかく体を動かして血の巡りを良くすることが大切です。
エスカレーターを使わずに階段を登るなど、
日常生活に歩く動きを少しでも取り入れて、冷えに負けない体づくりを目指していきましょう!