最近髪が細くなってきた、パサパサしている、うねりが気になる、白髪が増えてきたというあなた。
もしかしたら髪の栄養不足かもしれません!
健康な髪を保つためには、髪に必要な栄養を食事できちんと取ることが重要です。
私は子育てで授乳をしていた時期に髪のトラブルに悩まされました。
母乳で栄養を持っていかれてしまうので、今まで太かった髪が急に細くパサつきがちになってしまったのです。
それに加えて白髪が増えたのを見つけた時はショックでした。
その後授乳の時期も終わり、髪に良い食べ物をバランス良く食べているうちに、
髪はもとの太さに戻り、パサつきも徐々に改善しつつあります。
なにより嬉しかったのは、白髪になってしまっていた髪の根元がまた黒くなっていたことです!
キレイな髪を作るには、トリートメントなどの外側からのケアよりも、
バランスの取れた食事で栄養を取ることが大切なんだと実感した出来事でした。
では、具体的に髪に良い食べ物にはどんなものがあるのでしょうか?
今回は「髪を作るのに必要な栄養素」、「髪にいい食べ物6選」を紹介していきたいと思います。
髪を作るのにかかせない栄養素とは
髪を作るのに必要な栄養素は主に5つの要素が必要です。
タンパク質
髪の99%はタンパク質で作られています。
タンパク質が不足すると髪の毛が細くなり、色素細胞の機能が低下して白髪が増える原因となります。
ダイエット中の人は野菜を取ることを意識しすぎてタンパク質不足になりがちですが、
タンパク質不足になると髪にダメージを与えてしまうので気をつけて下さい!
オメガ3脂肪酸
青魚に多く含まれているDHAやEPA、また植物油・ナッツ類に多く含まれるαリノレン酸などは、この
オメガ3脂肪酸に分類されます。
頭皮や髪が乾燥するのを防ぐ皮脂を作るのに必要な成分で、頭皮の環境を整える働きがあります。
不足すると頭皮が荒れて髪が乾燥し、ふけも増えてしまいます。
亜鉛
亜鉛は体内に取り入れたタンパク質を、髪の毛を作る成分である「ケラチン」に変える働きをします。
亜鉛は丈夫な髪を作り出すのに欠かせない栄養素なのです。
抜け毛予防にも効果があります。
ビタミンC、クエン酸と一緒に摂ると、より効果的です。
鉄分
鉄分は、髪の毛に栄養を運ぶ働きをします。
不足すると髪の毛がパサつく原因になります。
鉄分の吸収を助ける働きのあるビタミンCと一緒に摂ると効果的です。
ビタミンE
ビタミンEは血行を良くする働きがあります。
髪に十分な栄養を届ける為に、頭皮の血行を良くすることは大切です。
また、ビタミンEには抜け毛を防ぐ効果もあります。
髪にいい食べ物6選
卵
卵は髪に良い食べ物の代表とも言える食べ物です。
卵は髪の材料になるたんぱく質が豊富です。
さらにビタミンD、ビタミンB12、ビタミンB2、ビタミンAなどのビタミン類や、カルシウム、リン、鉄、亜鉛などの
ミネラルが多く含まれており、栄養バランスの良い食べ物です。
私は一日に1個は卵を食べるようにしていて、毎日朝食に目玉焼きを食べています。
牡蠣
牡蠣には亜鉛が豊富に含まれています。
亜鉛は、髪の毛に必要な成分を合成する作用があります。
亜鉛の1日の摂取基準量は、男性が12mg、女性が9mg程と言われていますが、
牡蠣は2個食べれば摂取基準量に十分な亜鉛の量を取ることが出来ます。
亜鉛は身体の中にため込むことができませんので、継続して摂取する必要があります。
亜鉛はビタミンCとともに摂取すると吸収率が高まるので、牡蠣にはレモンを絞るのがおすすめです。
ナッツ類
アーモンドは亜鉛、ビタミンE、αリノレン酸を豊富に含んでいます。
クルミはαリノレン酸やビタミンE、亜鉛を豊富に含むだけでなく、
頭皮の健康を守り、コラーゲンの生成を助ける”ビオチン”、髪を黒く美しく保ってくれる”銅”なども豊富に含んでいます。
サラダのトッピングなどにするのがオススメです。
青魚
サンマ、カツオ、サケ、サバ、マグロ、イワシ、ブリ、ニシン、マスなどの青魚はDHAやEPAのオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。
そのほか各種ビタミンやミネラルもたくさん含んでいます。
大豆製品
納豆・豆腐、豆乳などの大豆製品には植物性たんぱく質や、髪の毛の成長を促す、ビオチンも多く含まれています。
肉や魚などの動物性たんぱく質も重要ですが、摂りすぎるとカロリーが気になりますよね。
ヘルシーにたんぱく質を摂りたいという方には大豆製品がおすすめです。
人参
人参は、ビタミンAを豊富に含んでいます。
頭皮の新陳代謝を促進させ、頭皮環境を整える効果があります。
まとめ
いくら髪に良い食べ物だからといって同じものばかり食べていると、栄養に偏りが出てしまいます。
バランスの取れた食事をとることが大切です。
毎日の食事の中に髪にいい食べ物を意識して加えて、美髪を目指しましょう!