日焼け対策と言えば、あなたは何を思い浮かべますか?
日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたり、帽子をかぶったり・・・
もちろんそういった体の外側からのケアは日焼対策にかかせないものです。
ですが、日焼け対策には体の内側からのケアもとっても重要です!
では、日焼け対策に有効な食べ物とは一体何でしょうか?
実は身近なあの食べ物がとってもおすすめなんです!
今回は日焼け対策におすすめの食べ物と、効果的な食べ方をご紹介します。
トマトが日焼け対策におすすめ!
日焼け対策として私が一番おすすめする食べ物は、
トマトです。
トマトの赤い色素
「リコピン」は強い高酸化作用を持っています。
そのパワーはビタミンEの100倍以上とも言われています。
肌に紫外線を浴びると、肌が炎症を起こして赤くなり、
肌の表面がごわつき、肌の内部ではシミのもとになるメラニンが発生します。
リコピンはこういった紫外線ダメージすべてに効果があります。
紫外線によってできる赤みやごわつき、メラニン色素の発生を押さえてくれるのです。
実際にカゴメ研究開発本部の行ったリコピン研究の結果、
メラニンの生成を抑制する効果や日焼予防の効果があることが確認されています。
他にもシワの改善の効果などもあり、トマトは美容に嬉しい食べ物だったのです!
カゴメのリコピン研究についてのホームページはこちら↓
http://www.kagome.co.jp/tomato/tomato-univ/medical/whiteskin.html
確かにトマトを意識的に沢山食べることを何日か続けていると、
肌のごわつきが改善されてツルツルとしてくるのを実感します。
洗顔した時の肌のすべすべ具合が違ってくることに感動して、それから私は毎日トマトを食べるようになりました!
トマトの効果的な食べ方
トマトを選ぶときのポイント
リコピンはトマトの赤い色素に含まれています。
つまり、赤い程リコピンの量は多くなります。
トマトを買う時は、できるだけ赤く熟したものを選ぶのがおすすめです。
また、大玉のトマトよりもミニトマトの方がリコピンが含まれている割合が高いそうです。
生のトマトより、加工用トマトを摂ろう
生の食材の方が加工されたものよりも栄養が多く含まれているイメージがありますよね。
でも実はトマトにおいては「生食用トマト」よりも「加工用トマト」の方がリコピンが多く含まれています。
お店で売られているトマトは日持ちするように完熟する前のものが置いてありますが、
トマトケチャップなどの加工品には真っ赤に完熟したトマトを使っています。
加工品のトマトの方がリコピンが2〜3倍多く含まれているのです。
生のトマトで一日に必要なリコピンの量を摂るためには、大玉トマトなら2個、ミニトマトなら15個程度食べる必要があります。
この量を毎日食べ続けるのは結構大変ですよね。
一方、加工品であるトマトジュースなら200ml程度で必要量を摂ることができます。
200mlなら毎日の習慣として続けやすいですよね。
また、トマトジュースは製造過程で熱を加えていたり、トマトの細胞が粉砕されているので、
生のトマトと比べてリコピンの吸収率が2〜3倍も高くなっています。
油と一緒に、できるだけ加熱して食べよう
リコピンは、脂溶性なので油に溶けた状態ではじめて吸収されます。
トマトを食べる時には乳製品や油脂分を含む食品と同時に摂ると吸収がぐんと良くなります。
朝ご飯にトマトジュースを飲むなら、ヨーグルトを一緒に食べるのがおすすめです。
油の種類によってもリコピンの吸収率に違いがあります。
一番リコピンの吸収率が高くなるのは、オリーブオイルと一緒に食べた時です。
また、生で食べるよりも加熱した方が2~3倍体内に吸収されやすくなり、効率的にリコピンをとる事が出来ます。
オリーブオイルでトマトを炒めて作る、トマトソースパスタなどが簡単でおすすめです。
まとめ
日焼対策にはトマトがおすすめ
トマトに含まれる「リコピン」には紫外線によるダメージを軽減する働きがある。
トマトの効果的な食べ方
- 真っ赤に熟したトマトを選ぼう
- 生のトマトよりも加工用トマトの方がリコピンの吸収率がよくておすすめ
- 油と一緒に、できるだけ加熱して食べよう
毎日継続してトマトを食べてリコピンを摂ると、
日焼けによる肌のダメージを予防する効果が期待できます。
日焼止めなどの外側からのケアと合わせて、
トマトを食べて体の中からも日焼けに負けない体作りを目指していきましょう!