理想の睡眠時間は人によって違うそうです。私の場合は6~7時間ですが、
ショートスリーパー(短眠)の場合、一日1時間の人もいると知って驚いたことがあります。
個人差はあれど、十分な睡眠を確保したいものですよね。
今は毎日快眠の私も、以前は不眠気味で眠れない日々が続いたことがあります。
眠れないのって本当につらいです!
今の快眠に感謝しつつ、睡眠不足がどう精神に影響するのか改めて考察します。
睡眠不足によって引き起こされる精神的な影響
1. 集中力の低下
睡眠不足だと、集中力が低下します。
私にも経験がありますが、デスクワークでパソコンに向かっても、画面の同じところを何度も見ていたり、
それなのに景色として目に映るだけでちっとも内容が理解できていなかったり…。
明らかにおかしな状態です。
こんな時にもし車の運転などしたら大変ですね。
正常な判断ができないと思いますので、「大丈夫!」と無理しないようにしましょう。
2. 身体能力の低下
よく眠れなかった日、体がだるく疲れが取れなかったりしますよね。
睡眠不足で血行が悪くなると疲労物質や乳酸を体内にため込んでしまうのです。
そのため体を思うように動かすことができません。
3. 思考がネガティブになる
これも経験があります!体が疲れた状態で、心も不安定だからかしら、
と思いましたが、もっと理にかなった理由があるようです。
というのも、もし私たちが弱肉強食の世界に暮らす他の動物だったら、
睡眠不足で頭が上手くはたらかない状態だと他の動物に襲われてしまいますよね?
そのため、睡眠不足時の脳は敵を警戒するために神経をとがらせているので、
なんでもないことでも反応してストレスを感じるようなのです。
4. うつ病など精神的な病気にかかりやすくなる
上記の「思考がネガティブになる」に関連しますが、
精神的に不安定になると、精神的な病気にもかかりやすくなります。
気持ちが不安定だと睡眠が取れなくなり、睡眠不足から精神が不安定になる、という悪循環に陥ります。
5. 記憶力の低下
人間は、寝ている間に記憶の整理をします。
睡眠時間が減ると情報整理の時間が減ってしまうため、
記憶の整理がきちんと行われないうちに新たな記憶が上書きされるので、物覚えが悪くなるのです。
6. 自殺につながることも!?
自殺未遂者を対象に行った調査では89%の人が睡眠導入剤や精神安定剤を飲んでおり、
精神的に不安定で睡眠の問題があったようです。
「睡眠不足で精神が不安定になるのか、精神が不安定で睡眠不足になるのか」
どちらが正解かは定かでないが、いずれにしても精神が不安定なことと睡眠には深い関係があると考えられます。
まとめ
睡眠不足によってずいぶんダメージを受けるんですね!
忙しくてもなんとか睡眠時間を確保したいものです。
ちなみに私の場合ですが、
心配してくれた友人が睡眠導入に効果のあるサプリメントを教えてくれたため、
無事不眠時代を終了させることができました!
もし、うまく眠りにつけずに困っている場合、医師に相談したり、
私のようにサプリメントを飲むのも一つの方法です。
睡眠をあなどらず、快眠ライフを送りましょう。