私は子供がいびきをかいていると「あー疲れてるのかな。よく寝てるんだな。」
と少しほほえましく思っていました。
しかし、ある雑誌の表紙に「子供のいびきは要注意」と書いてあり
今までの認識は間違っていたのかな?と気になってしまいました。
いびきをかくその原因って何?
子供のいびきをかく原因はいろいろあります。
扁桃腺肥大やアデノイドが大きくなっているのが原因
いびきは喉の上気道が狭くなっていて、
そこを呼吸で空気が通るときに音が鳴るのが原因です。
扁桃腺肥大やアデノイドが大きくなってるとと
空気の通り道が狭くなるのでいびきにつながります。
鼻の病気が原因のとき
アレルギーで鼻水が出てるときなんかも鼻の組織が腫れていることが多く
空気が通るときにいびきになることがあります。
口蓋垂が大きい
口蓋垂(こうがいすい)とは口の奥の中央に垂れ下がっている突起物の様な部分なんですが
そこが大きいと空気が通りにくくなるのでそれも原因の一つとなります。
あごの発達が未熟
あごの発達が未熟だと舌が下あごに収まらず寝ているときに喉の奥に舌が
落ち込んでしまいいびきの原因だけでなく無呼吸症候群になってしまうこともあります。
病院に行ったほうが良いの?様子みても大丈夫?
いびきの事を色々調べたあと、私が思ったことなんです。
いびき以外に特に症状もないし大人なら結構たくさんの人がいびきをかくけど
病院に行くようなことなの?と考えてました。
鼻水が原因だったり風邪で扁桃腺が腫れていて
一時期的にいびきをかいているのかもしれないので、
「いびき = すぐ病院」でなくっても大丈夫だと思います。
ただ鼻の治療をして鼻水もでなくなったし風邪もひいていないのに
毎日のようにいびきをかくようなら一度診てもらったほうが良いと思います。
その時にお勧めは
いびきをかいている動画を撮って持って行くことです。
私の場合は、いびきの様子を診たいから昼寝しそうな時間にもう一度病院に来てと言われ
病院で昼寝の様子を診ていただくことになりましたが
その時先生に「動画があればそれでもある程度の判断はできたんだけど」と言われました。
なのでいびきの相談に行こうと考えてるなら
動画一応撮っておいたほうが役に立つかもしれません。
病院で調べること
息子が調べてもらったのは
扁桃腺の大きさ、アデノイドの大きさ、下あごの大きさなどです。
睡眠時の呼吸もチェックしてもらいました。
睡眠チェックはいびきの自体が心配というよりいびきの途中で呼吸が止まる症状、
いわゆる無呼吸症候群がおこっていないかが心配でした。
無呼吸症候群は子供でもなることもあるようだったので「もしそうだったらどうしよう・・」
と思っていましたがそれは大丈夫だったようです。
無呼吸症候群だったときには子供の睡眠は成長や集中力などにも
大きな影響を与えるので手術で扁桃腺やアデノイドを取ってしまうそうです。
息子は扁桃腺もアデノイドも大きいけれど無呼吸症候群ではなかったため
しばらく様子をみることになり今にいたります。
今でも鼻の調子や咳が出て喉の調子が悪いときはいびきかきます。
ただ扁桃腺は少し小さくなっているようでいびきの回数は減りました。
まとめ
いびきをかく原因は喉の軌道が狭くなりそこを空気が通るときに音が鳴るのが原因です。
軌道が狭くなるにはいろいろ原因があるのですが、
その原因によっては子供の発育などに大きな影響を与えてしまう可能性もあります。
なのできちんとした検査、治療が必要です。
正直いびきぐらい可愛いものだと思っていましたが、
何か大きな病気が隠れていることもあるので、
様子をしっかりとみてあげて見逃さないように気をつけましょう!