実は私、花粉症のせいか最近、のどの調子が悪くて困っていました。
病院に行ったら花粉症は関係ないとのこと。ただの風邪でした。
マスクしたりして気を付けていたのに~、と思いましたが、一つ思い当たることが。
私、口呼吸してたかも!?
鼻が出ていると、つい口を開けがち。マスクをしていても、マスクの下では口を開けていたり。
口呼吸にはいろいろ問題があるようです。
口呼吸の原因やデメリット、鼻呼吸のメリットなどご紹介しますね!
口呼吸になる原因
口呼吸になってしまうのは、いくつか原因があるようです。
1. 鼻が詰まっている
鼻が慢性的につまっていると、当然鼻呼吸するのは難しいです。
鼻が詰まる原因はアレルギー性鼻炎や蓄膿症など原因は様々ですが、鼻詰まりを治さないことには鼻呼吸は難しいですね。
2.口が閉じにくい
歯並びによって口が閉じにくいことがあります。
前歯が出っ張っていると、口が閉じにくかったり閉じれなかったりするのです。
その場合は歯列矯正が改善につながるようです。
3. 口周りの筋力が弱い
口の周りの筋力が弱いと口が開きやすくなってしまいます。
これまで口を閉じるよう意識せずにいた方は無意識に口が開いてしまっているかもしれません。
口を閉じたままにすると口が疲れてしまうという方は筋力が弱い可能性があります。
後ほど、口のエクササイズを紹介しますね!
4. 口呼吸が習慣化している
口呼吸が習慣づいているというか癖になっていることもあります。
口呼吸はなぜいけないの?
口呼吸だと、どんなデメリットがあるのでしょう。
1. 口臭の原因になる
口が開いていると、口、のどが乾燥してしまい、唾液の分泌が少なくなります。
唾液には虫歯菌を防ぐ働きがありますが、その唾液が不足してしまうのです。
ドライマウスは口臭や虫歯の原因となります。
2. ウィルスや細菌に感染しやすくなる
口が開いていると、空気中のウィルスを体内に取り込みやすくなってしまいます。
鼻呼吸よりも、口呼吸のほうがのどの奥に空気を取り込みやすいのです。
3. いびきなど睡眠障害の原因となる
口呼吸をしていると、口が開いていることで気道が狭くなり、いびきの原因となります。
また口呼吸によって、睡眠時に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」を引き起こすことがあります。
4. アデノイド顔貌になりやすい
アデノイド顔貌とは、口先が突出し、あごが後退した状態です。
この原因と考えられているのが口呼吸です。
口呼吸だと二重あごになりやすいですし、美容の面でも好ましくないですね。
鼻呼吸のメリット
では、鼻呼吸に変えるとどんなメリットがあるのでしょうか。
1. 口臭を抑える
何か病気がある場合などは別ですが、鼻呼吸により口臭が改善されます。
2. ウィルス・細菌の侵入を防ぎ免疫力アップ
口呼吸では、のどの奥に空気を取り込みやすいのに対し、鼻呼吸では、鼻がフィルターとなり、菌の侵入を防ぎます。
そのことが風邪予防になり、免疫力がアップします。
3. 小顔・きれいな口元になる
口をきちんと閉じていると、先ほどのアデノイド顔貌が改善され、顔が引き締まって小顔効果につながります。
前歯が突き出るのを防ぐのできれいな口元になるそうです。
4. 熟睡ができるようになる
口呼吸によっていびきで苦しんでいると熟睡はできません。
鼻呼吸によって熟睡できるようになると、脳が活性し集中力がアップしますし、疲労回復にも効果がありますね。
口呼吸を改善する方法
鼻呼吸にはメリットがいっぱいですね!
早速口呼吸を改善して鼻呼吸に切り替えたいところですが、どのような方法があるのでしょうか。
1. 口回りのエクササイズをする
口回りの筋力が弱い場合はエクササイズをが効果的です。
エクササイズといっても体を動かすわけではないのですぐにできますよ!
効果的なのは「あいうえお」または「あいうべ」を大きく口を動かしてゆっくり言う方法です。
一文字ずつ「あ」で大きく口を開き、「い」で歯を閉じて横に口を伸ばすように、「う」で口をすぼめて突き出すように、「え」で歯は閉じずに口を横に伸ばし、「お」は口をすぼめて舌は下げるようにします。
「べ」は「あっかんべー」の要領で!思い切り舌を出します。
口を動かすことが大事なので、声は出さなくて大丈夫ですよ!
上記「あいうえお」または「あいうべ」1回を1セットとして3セット行うとよいそうです。
3セットでも意外と口が疲れますが、一度に行うのは10セットまで、1日30セット行うのがよいそうです。
2. テープを貼る
昼間は意識的に口を閉じるようにするのは可能ですが、寝てしまうと無意識に口呼吸になってしまうかもしれません。
鼻腔を広げるテープ、口を閉じるために口に貼るテープがあります。
サージカルテープを使っても大丈夫です。
市販されていますので、ドラッグストアやネットショップでチェックしてみましょう。
3. 歯並び・鼻詰まりを改善する
歯並びが悪い場合は歯科矯正の相談を、慢性的な鼻詰まりの場合は耳鼻科で治療しましょう。
口呼吸だけでなく、根本的な健康の改善につながりますので、その上で口呼吸も改善できたら一番いいですね。
4. 意識的に口を閉じる
鼻が詰まっていないことが前提ですが、まずはここから!
無意識で口呼吸になっているかもしれません。
自分で意識して口を閉じるように気を付けるのが一番ですね。
もし、身近な人に注意してもらえるようであれば、「口が開いてたら言って!」と頼んでみましょう。
まとめ
口呼吸を鼻呼吸に変えるだけでいいことがたくさんありますね!
それだけで体調がよくなりそうです。
まとめると、口呼吸の改善には、鼻炎・歯並びの改善には病院に相談を!
口を閉じれるようになったら鼻呼吸を意識して、エクササイズとテープを。
人によって今できていない箇所を取りいれてみましょう!