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以前、子供を他の親子と一緒に遊ばせていた時のこと。

他の子のお母さんがお菓子をくれました。
数人いたお母さんたちが口をそろえて

「わぁ、○○だ!それちょっと高いんだよね~」と言いました。

私は知らない商品でしたが、高級ではないものの、スナック菓子としては若干高めとのこと。

お菓子をくれた人は「献血したらもらえたの」と言うのです。
みんな「血と引き換えに…」と恐縮しながらもおいしくいただきました(笑)。

恥ずかしながら、私は献血したことがありません。
献血バスを見かけることがあっても、
「献血した後貧血起こしたりしないかしら」
「なんとなく怖い」
という漠然とした不安があって献血に踏み切れませんでした。

決してお菓子に釣られたわけではありませんが(!?)
身近な人が献血に貢献していたということで興味を持ち、献血について調べてみました。

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献血とは

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初めて日本赤十字社のHPを開いてみました。

献血とは、病気や怪我で輸血を必要としている人のために、自発的に無償で血液を提供することです。日本での献血の受入れは、国(厚生労働省)から唯一、採血事業者として許可を受けている日本赤十字社が行っています。

昔の日本では血液の売買が行われていたことがあるそうです!
現在では、引用にもあるように「自発的に無償で」血液の提供が行われています。

献血のメリット

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無償の行為なので、メリットを求めるのはおかしいのですが、もしメリットがあるのなら知っておきたいですね。
どんなことがあるのでしょうか。

誰かの役に立てる

献血に行ってよかった、と思うことで多くの人が、
献血することで誰かの役に立てることに喜びを感じているようです。

ボランティア活動をしたいと思っても、
毎日の生活に追われてなかなか実行できなかったりしますよね。

少ない負担で人の役に立てるのなら、実行するのにハードルは高くないですね。

また、献血のスタッフの方々に「ありがとうございました」
と言っていただけることにもうれしく思う方が多いようです。

血液検査をしてもらえる

日本赤十字社のHPによると

「生化学検査では7種類、血球計数検査では8種類の項目について検査してご希望の方に結果をハガキにて郵送しています」

とのこと。

ちなみにその内訳は以下の通りです。

通知される項目– 血液型、赤血球・白血球・血小板の数、コレステロール値、GPT、GOT、γ-GTP、他
異常を認めた時に通知される項目– B型C型肝炎ウイルス、梅毒、HTLV-1

病院で血液検査をするともちろん有料ですので、
無料で自分の健康状態を教えてもらえるのはありがたいですね。

お菓子やジュースなどのお土産がもらえる

これが、冒頭で書いたお菓子ですね。
日本赤十字社のHPではそのような明記は見つからなかったので、
そういうこともある」くらいに思っているとよいかもしれません。

イベントに参加できる

これは常設の献血ルームのみかもしれません。

ハンドマッサージやネイル、占いなどのイベントがあるそうです。
これは楽しそうですね!

表彰記念品がある

献血した回数に応じて、表彰していただけるとのこと。

サイトで確認したところ、
献血した回数に応じて色や形は違いますが、素敵なグラスの写真がありました!
記念品を目的にしてはいけないとは思いますが、
人の役に立てて表彰までしていただけたら嬉しいですね。

献血のデメリット

では、献血にデメリットはあるのでしょうか。

調べてみてもほとんどデメリットは見つからなかったのですが、
もしかしたらデメリットと思う人がいるかもしれない、というものを挙げますね。

献血中、献血後の注意点

献血中、まれに血圧低下によって気分が悪くなることがあるそうです。

もし具合が悪くなった場合は献血を中断し、医師の診断を受けます。
あまりないことのようで、100人に一人くらいのようです。
献血は体調のよい時に受けに行くようにしましょう。

また献血直後も同様に血圧低下によるめまいやふらつきを感じることがあります。
献血が終わるとそれらの注意点を書いた紙を渡されるので、よく読んで注意しましょう。

献血できないことがある

せっかく献血に行ってもできないことがあります。
献血を断られることのあるケースは以下の通り。

  • 当日の体調不良、服薬中、発熱等の方
  • 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方
  • 一定期間内に予防接種を受けた方
  • 6カ月以内にピアスの穴をあけた方
  • 6カ月以内にいれずみを入れた方
  • 特定の病気にかかったことのある方
  • 海外旅行者および海外で生活したことがある方
  • 輸血歴・臓器移植歴のある方
  • エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
  • クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方
  • 妊娠中、授乳中等の方

一般的でない項目もありますが、寝不足だったり体調が万全でない時はありますよね。
そのような時を避けて献血に臨みたいですね。

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まとめ

おさらいです。献血のメリット、デメリットは以下の通り。

メリット

  • 誰かの役に立てる
  • 血液検査をしてもらえる
  • お菓子やジュースなどのお土産がもらえる
  • イベントに参加できる
  • 表彰記念品がある

デメリット

  • 献血中、献血直後に気分が悪くなることがある。
  • 献血できないことがある

デメリットといっても注意点のようなものなので、
デメリットだと感じる方は少ないのではないかと思います。

中には、献血を受けられない条件に当てはまってしまい残念に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

献血のメリット、デメリットを知った上で、献血してみよう!と思われた方がいらしたら幸いです。