クエン酸 レモン

ちょっと疲れたなぁ、という時、みなさんどうしてますか?
酸っぱいものが体にいいとか、クエン酸を取るといいとか、聞いたことがありますよね。
私は毎年夏になると大葉を育てていて、たくさん取れるので砂糖、クエン酸を加えてしそジュースを作っています。
夏は炭酸でわるとスッキリ飲めておいしいし、疲労回復にも効果があると聞いて、飲むようにしています。

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待って!疲労回復に効果なし!?

悩み 女性

ところが、です。クエン酸には疲労回復に効果がない、という噂を耳にしました。
本当なら、今年の夏は作るのやめようかしら…いや、そもそもクエン酸が疲労回復によいと言われていたのはなんだったの??と思い調べてみました。

クエン酸の役割、効用とは?

クエン酸 梅干し
 
クエン酸は、クエン酸回路と呼ばれる体のエネルギーを生み出す回路を動かす働きがあります。
クエン酸回路を動かすには、名前の通りクエン酸が必須なのです。
そして、クエン酸回路がうまく動けば疲労回復につながるのです。

 これまで、体が疲れると乳酸が溜まると言われてきました。
乳酸は疲労物質であり、素早く取り除かなければいけない、酸性になった体を中和するにはクエン酸が効果的である、と。

ところが、クエン酸を摂取しても、乳酸は減らないことがわかったのです。
それならやはりクエン酸は疲労回復に効果はないのでは?

乳酸についての研究結果

クエン酸 いちご
 体から駆逐すべき疲労物質として扱われてきた乳酸ですが、最近の研究では認識が改められました。

まず、乳酸は疲労物資ではありません。運動により増加し、何もしなくても1時間ほどで元に戻ります。
増加した乳酸は体、また脳にとっても重要なエネルギーとなります。

あれ、乳酸、すごい大事じゃないですか!?
疲労物資だなんて悪者扱いされていたのに。

乳酸が疲労物質とされていたのは、体が疲れた時に現れ、回復するとなくなっていたからです。なぜそのうような症状が起きるかというと、疲労回復に必要な物質アクセルCoAが足りなくなった時に現れ、その代わりを努めているのです。
アクセルCoAは他の物質と反応してクエン酸になることができます。

クエン酸が疲労回復に効果がないとされてきたのは、摂取しても乳酸を減らさないからだったのですが、乳酸も疲労回復に役立っています。

なんだか難しい話になりましたが…
クエン酸はエネルギーを生み出すクエン酸回路を作り、乳酸は疲労回復に必要な物質の代わりを務める。
つまり、クエン酸も乳酸も疲労回復に必要なんです。

どうすればクエン酸を摂取できる?含まれる食べ物は?

やはりクエン酸は疲労回復に役立つんですね!
私も安心して取り入れられます。

クエン酸が含まれた飲料はスーパーやコンビニなどで色々売られていますが、他に含まれる食べ物はないのでしょうか。

調べてみたところ、梅干しや柑橘類に含まれているようです。
レモンやイチゴ、キウイ、ライムなどです。
これなら季節を問わず、取り入れることができそうですね。

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まとめ

クエン酸は疲労回復に効果があります!
梅干しや柑橘類を上手に取り入れて、疲労回復に役立てましょう。